水分って、足りているんだろうか?

水分は大事。
そう言われることは多いけれど、
「じゃあ、どれくらい?」と考えると、
少し曖昧になります。

喉が渇いたら飲めばいいのか。
それとも、意識して摂ったほうがいいのか。
そもそも、足りているかどうかは
どうやってわかるのでしょうか。


一般的には、
体重を基準に一日に必要な水分量の目安が
紹介されることがあります。

体重に応じて、
これくらい、という数字です。

考え方としては、
ひとつの参考になると思います。
少なくとも、
水分は「まったく意識しなくていいものではない」
ということは伝わってきます。

ただ、その数字を見たとき、
少し引っかかることもあります。

その量を飲めていない日は、
足りていないのでしょうか。
逆に、飲めていれば十分なのでしょうか。

数字だけでは、
今の自分の体の状態までは
わからない気がします。


もうひとつ、よく聞かれるのが
「これは水分に入るのか」という話です。

緑茶やコーヒー。
味噌汁やスープ。

液体ではあるけれど、
水とは少し違う。
カフェインや塩分の話になると、
答えは一気に難しくなります。

水分かどうかを
はっきり分けようとすると、
かえって迷ってしまうこともあります。

飲んだあと、
体はどう感じているのか。
喉は楽になったのか。
体は軽いのか、重たいのか。

そこに目を向けないまま
答えだけを探しても、
自分に合っているかどうかは
わかりにくいのかもしれません。


水分は、
多ければいいわけでもなく、
少なければすぐに悪いわけでもない。

体調や季節、
その日の動き方でも変わります。

だからこそ、
「これが正解」という量よりも、
今の自分には
どれくらいがちょうどいいのか。

数字は目安として置きながら、
最後は体の感じに戻る。

それが、このページで伝えたい
水分との付き合い方です。


目次

今日からできる、3つのこと

水分の量を正しく決めることよりも、
まずは少し気にしてみること。

今日からできるのは、
難しいことではありません。

① 朝、起きたら一口飲む
量は気にしなくて大丈夫です。
体を起こす合図のようなものだと思ってください。

② 飲んだあと、体の感じを一度だけ観る
喉が楽か、
体が重たいか、
それとも特に何も変わらないか。
正解はありません。

③ 水以外を飲んだ日は、あとで水を少し足す
緑茶でも、コーヒーでも、味噌汁でも。
それを水分に入れるかどうかを
決める必要はありません。
あとで少し水を足してみる。
それだけです。

この3つを、
「ちゃんとやろう」と思わなくていいので、
気がついた日に、気がついた分だけ。


もう少し知りたい方へ

体重を基準にした目安の考え方や、
飲み物の扱いについては、
臨床ラボにまとめています。

無理に変える必要はありません。
気になったときに、
覗いてみてください。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次