疲れって、どこで感じるんだろう。

以前は、
疲れというと体に出るものだと思っていました。

サッカーをした後は筋肉痛。
ドライブの後は肩や腰周りの重さ
夜深く遊んんだ時は、寝不足

エピソードがあり、
そのエピソード通りに体に現れていたと
感じます。

実際、
長続きする体の不調はほとんどありませんでした。
怪我は多いですが、整体が必要だと思ったことも、
あまりありません。

それでも、
疲れているな
と感じる感覚は、増えた気がします。


自分が正しいと思っているのに、
その通りにならないとき。

自分に被害があるわけではない。
でも、後輩・患者さまやお客様
誰かにとって不利になると感じる決定が
当たり前のように決まっていく。

立場の違いも、
経営の視点も、理解はできます。

それでも、
どうしても納得できない。

その「納得できなさ」が、
気づかないうちに、
心に溜まっていく感覚がありました。


もうひとつ、
疲れを強く感じる瞬間があります。

自分はここまでやっているのだから、
相手も同じようにしてくれるはずだ、
と期待してしまったあと。

その期待がすれ違ったとき、
強い怒りが出るというより、
一気に消耗するような感覚が残ります。

怒りは一瞬で、
そのあとに疲れだけが残る。

そんな疲れ方でした。


ドライブをしたり、
温泉に入ったり、
お酒を飲んだり。

その場では、少し楽になります。
でも、同じような出来事が起きると、
「またか」と思ってしまう。

発散しても、
完全には抜けない疲れがありました。

書きながら、
ふと思いました。

もしかすると、
疲れの原因は
出来事そのものではなく、
受け止め方のほうにあるのではないか
ということです。


疲れは、
体に出る人もいれば、
心に出る人もいます。

自分の場合は、
体よりも、
考え続けてしまう頭や、
正しさと期待の間で揺れる心に
出ていたように思います。

これが正しい答えかどうかは、
分かりません。

ただ、
「自分はどこで疲れを感じるタイプなんだろう」
そう考えるようになってから、
疲れの見え方が少し変わりました。


あなたは、どうでしょうか。

最近感じている疲れは、
体でしょうか。
気持ちでしょうか。
それとも、
考え続けてしまう頭のほうでしょうか。

答えを出す必要はありません。

ただ、
どこに疲れが溜まりやすいのか。
そこに気づくだけでも、
休み方や向き合い方は
少し変わるかもしれません。

あなたの疲れは、
どこで生まれていると思いますか。

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