これは、
今の私が「正解」を伝えるための文章ではありません。
これまでの臨床を振り返り、
もし今、1年目の自分に声をかけるなら
何を伝えるだろうか、
そんな独り言に近い記録です。
まずは、悩む姿勢が素晴らしい
1年目の私へ。
まず最初に言いたいのは、
悩んでいる姿勢そのものが素晴らしいということです。
悩むということは、
「今より良くなりたい」
「今のままでは足りない」
そう感じている証拠です。
それは、
決して弱さではありません。
当時の私は、
悩んでいる自分を否定しがちでしたが、
今振り返れば、
その気持ちこそが臨床家としての原動力でした。
悩んだ先に、人に相談するという選択肢がある
もし一つだけ、
当時の自分に付け加えるとしたら、
もっと人に相談してもよかった
ということです。
私は、
- 自分で考えなければいけない
- 迷うのは能力不足だ
- 聞くのは甘えだ
どこかで、そう思い込んでいました。
結果として、
一人で抱え込み、
必要以上に苦しんでいた気がします。
悩むこと自体は悪くありません。
ただ、
悩み続ける必要はなかった。
聞くことは、
負けでも逃げでもありません。
整形外科で働く自分へ
整形外科で働く自分に、
今ならこう声をかけると思います。
- 知らないことは、知らないと言っていい
- できないことは、できないと言っていい
学ぶ姿勢を失っていなければ、
その一言は、決してマイナスにはなりません。
むしろ、
- 分からない
- できない
そう認められる人ほど、
長く成長し続ける印象があります。
整体で働く自分へ
整体で働く自分には、
少し厳しめの言葉をかけるかもしれません。
- 学んだことを過信するな
- 常に自分を疑え
技術や理論は、
あくまで仮説です。
一方で、
施術に入るときは、
- 絶対の自信を持って施術しろ
とも伝えたい。
自分を疑い続けることと、
施術中に迷わないことは、
矛盾しません。
その両立が、
臨床家としての成熟だと、
今は感じています。
今の私の考え(2026)
ここまで書いてきた考えも、
今の私なりのマインドセットにすぎません。
来年、
また違う言葉で書き直しているかもしれない。
それでも、
- 悩むこと
- 立ち止まること
- 忘れること
それらを否定しなくなった今の自分は、
少しだけ楽に臨床と向き合えています。
この文章が、
誰かを導くためのものではなく、
「今はこれでいい」と確認する場
になれば、それで十分です。
